Pays: Japon
Langue: japonais
Source: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
メルカプトプリン水和物
大原薬品工業株式会社
Mercaptopurine hydrate
黄白色の散剤
内服剤
細胞の増殖に必要なDNAを構成しているアデニン、グアニンヌクレオチドの合成を阻害することで、異常細胞の過剰な増加を抑えます。
通常、急性白血病、慢性骨髄性白血病の自覚的並びに他覚的症状の緩解に用います。
英語の製品名 LEUKERIN POWDER 10%; シート記載:
くすりのしおり 内服剤 2008 年 12 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ロイケリン散 10 % 主成分 : メルカプトプリン水和物 (Mercaptopurine hydrate) 剤形 : 黄白色の散剤 シート記載など : この薬の作用と効果について 細胞の増殖に必要な DNA を構成しているアデニン、グアニンヌクレオチドの合成を阻害することで、異 常細胞の過剰な増加を抑えます。 通常、急性白血病、慢性骨髄性白血病の自覚的並びに他覚的症状の緩解に用います。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害、腎障害、骨髄抑 制、感染症の合併、水痘(水ぼうそう)がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて 他に使用中の医薬品に注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 日 0.02 ~ 0.03g (主成分として 2 ~ 3mg ) /kg を単独または他の医薬品と併用して服用 します。緩解後は緩解導入量を下回る量を単独または他の医薬品と併用して服用します。年齢、症状に よって適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。 ・服用中には頻繁に臨床検査(血液検査、肝機能・腎機能検査 Lire le document complet
−1− 2.禁忌 (次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者 2.2 フェブキソスタット、トピロキソスタットを投与中の患者 [10.1 参照] 2.3 生ワクチンを接種しないこと[10.1 参照] 3.組成・性状 3.1 組成 販売名 ロイケリン散10% 有効成分 1 g中日局メルカプトプリン水和物100mgを含有 添加剤 乳糖水和物、バレイショデンプン、ポリビニルアルコール (部分けん化物) 3.2 製剤の性状 販売名 ロイケリン散10% 色・剤形 黄白色・散剤 性状 黄白色の粉末 4.効能又は効果 下記疾患の自覚的並びに他覚的症状の緩解 急性白血病、慢性骨髄性白血病 6.用法及び用量 緩解導入量としては、メルカプトプリン水和物として、通常成 人 1 日 2 〜 3 mg/kgを単独又は他の抗腫瘍剤と併用して経口投 与する。緩解後は緩解導入量を下回る量を単独又は他の抗腫瘍 剤と併用して経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 8.重要な基本的注意 8.1 骨髄抑制、肝障害等の重篤な副作用が起こることがあるので、 頻回に臨床検査(血液検査、肝機能・腎機能検査等)を行うなど、 患者の状態を十分に観察すること。異常が認められた場合には、 減量、休薬等の適切な処置を行うこと。また、使用が長期間に わたると副作用が強くあらわれ、遷延性に推移することがある ので、投与は慎重に行うこと。[9.1.1、9.1.2、9.2、9.3、11.1.1 参照] 8.2 感染症・出血傾向の発現又は増悪に十分注意すること。[9.1.2 参照] 9.特定の背景を有する患者に関する注意 9.1 合併症・既往歴等のある患者 9.1.1 骨髄抑制のある患者 骨髄抑制を増悪させるおそれがある。[8.1 Lire le document complet