リネゾリド点滴静注液600mg「KCC」

Pays: Japon

Langue: japonais

Source: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

Ingrédients actifs:

リネゾリド

Disponible depuis:

ネオクリティケア製薬株式会社

DCI (Dénomination commune internationale):

Linezolid

forme pharmaceutique:

注射剤

Mode d'administration:

注射剤

indications thérapeutiques:

オキサゾリジノン系の抗菌剤で、細菌の蛋白合成の開始段階を阻害することによって、抗菌作用を示します。
通常、バンコマイシン耐性エンテロコッカス・フェシウムによる各種感染症や、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌（MRSA）による肺炎、皮膚感染症、敗血症などの治療に用いられます。

Descriptif du produit:

英語の製品名 LINEZOLID I.V. Infusion 600mg "KCC"; シート記載:

Notice patient

くすりのしおり
注射剤
2019
年
06
月改訂
薬には効果（ベネフィット）だけでなく副作用（リスク）があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名
:
リネゾリド点滴静注液
600MG
「
KCC
」
主成分
:
リネゾリド
(Linezolid)
剤形
:
注射剤
シート記載など
:
この薬の作用と効果について
オキサゾリジノン系の抗菌剤で、細菌の蛋白合成の開始段階を阻害することによって、抗菌作用を示しま
す。
通常、バンコマイシン耐性エンテロコッカス・フェシウムによる各種感染症や、メチシリン耐性黄色ブド
ウ球菌（
MRSA
）による肺炎、皮膚感染症、敗血症などの治療に用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。貧血などの骨髄抑制、腎
機能障害がある、体重
40kg
未満である。
・妊娠または授乳中
・他に薬などを使っている（お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください）。
用法・用量（この薬の使い方）
・あなたの用法・用量は
((

:
医療担当者記入
))
・通常、成人および
12
歳以上の小児は
1
日
2
回、
12
時間ごとに、それぞれ
30
分～
2
時間かけて静脈内
に注射します。
通常、
12
歳未満の小児は
8
時間ごとに、それぞれ
30
分～
2
時間かけて静脈内に注射します。
・症状を見ながら使用期間を決めていきます。
・点滴開始から終了�

Résumé des caractéristiques du produit

−1−
1．警告
本剤の耐性菌の発現を防ぐため、「5．効能又は効果に関連す
る注意」、「8．重要な基本的注意」の項を熟読の上、適正使
用に努めること。
2．禁忌
（次の患者には投与しないこと）
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
3．組成・性状
3．1 組成
販 売 名
リネゾリド点滴静注液600mg「KCC」
有効成分
1 袋（300mL）中
リネゾリド
600mg
添 加 剤
ブドウ糖
13.702g
クエン酸ナトリウム水和物 492mg
クエン酸水和物
279mg
pH調節剤
適量
3．2 製剤の性状
販 売 名
リネゾリド点滴静注液600mg「KCC」
剤
形
水性注射剤
色
調
無色〜黄色澄明の液
pH
4.4〜5.2
浸透圧比
0.9〜1.1（生理食塩液に対する比）
4．効能又は効果
○〈適応菌種〉
本剤に感性のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌（MRSA）
〈適応症〉
敗血症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及
び手術創等の二次感染、肺炎
○〈適応菌種〉
本剤に感性のバンコマイシン耐性エンテロコッカス・フェ
シウム
〈適応症〉
各種感染症
5．効能又は効果に関連する注意
5．1
本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、
原則として他の抗菌薬及び本剤に対する感受性（耐性）を
確認すること。［18．2．2 参照］
6．用法及び用量
通常、成人及び12歳以上の小児にはリネゾリドとして
1 日
1200mgを 2 回に分け、 1
回600mgを12時間ごとに、それぞれ
30分〜 2 時間かけて点滴静注する。
通常、12歳未満の小児にはリネゾリドとして 1
回10mg/kgを
8 時間ごとに、それぞれ30分〜 2
時間かけて点滴静注する。
なお、 1 回投与量として600mgを超えないこと。
7．用法及び用量に関連する注意
7．1
点滴静注、経口投与及び切り替え投与のいずれの投与方
法においても、28日を超