Pays: Japon
Langue: japonais
Source: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
イマチニブメシル酸塩
大原薬品工業株式会社
Imatinib mesilate
くすんだ黄赤色〜濃い黄赤色の錠剤、直径7.6mm、厚さ3.3mm
内服剤
細胞の増殖に関与するチロシンキナーゼ(Bcr-Abl、KIT、FIP1L1-PDGFRα)の異常な働きを阻害することにより、がん細胞の増殖を抑える作用があります。
通常、慢性骨髄性白血病、KIT(CD117)陽性消化管間質腫瘍、フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病、FIP1L1-PDGFRα陽性の好酸球増多症候群または慢性好酸球性白血病の治療に用いられます。
英語の製品名 IMATINIB TABLETS 100mg "OHARA"; シート記載: イマチニブ100mg「オーハラ」、OH-31、Imatinib100mg「OHARA」
くすりのしおり 内服剤 2022 年 11 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:イマチニブ錠 100MG「オーハラ」 主成分: イマチニブメシル酸塩 (Imatinib mesilate) 剤形: くすんだ黄赤色~濃い黄赤色の錠剤、直径 7.6mm 、厚さ 3.3mm シート記載など: イマチニブ 100mg 「オーハラ」、 OH- 31 、 Imatinib100mg 「 OHARA 」 この薬の作用と効果について 細胞の増殖に関与するチロシンキナーゼ( Bcr-Abl 、 KIT 、 FIP1L1-PDGFRα )の異常な働きを阻害する ことにより、がん細胞の増殖を抑える作用があります。 通常、慢性骨髄性白血病、 KIT ( CD117 )陽性消化管間質腫瘍、フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ 性白血病、 FIP1L1-PDGFRα 陽性の好酸球増多症候群または慢性好酸球性白血病の治療に用いられま す。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 ・妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある。 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・慢性骨髄性白血病:通常、成人は慢性期の場合、 1 回 4 錠(イマチニブとして 400mg )を、移行期・ 急性期の場合は 1 回 6 錠( 600mg Lire le document complet
― 1 ― 大原薬品工業 イマチニブ錠 100MG「オーハラ」 1 ページ (23/01/16) 1. 警告 本剤の投与は、緊急時に十分対応できる医療施設において、 がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本 療法が適切と判断される症例についてのみ投与すること。ま た、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危 険性を十分に説明し、同意を得てから投与を開始すること。 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.2 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5参照] 2.3 ロミタピドを投与中の患者[10.1参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 イマチニブ錠100mg「オーハラ」 有効成分 1錠中イマチニブメシル酸塩119.5mg(イマチニブとして 100mg) 添加剤 フマル酸ステアリルナトリウム、ヒプロメロース、タル ク、黄色三二酸化鉄、三二酸化鉄、カルナウバロウ 3.2 製剤の性状 販売名 イマチニブ錠100mg「オーハラ」 性状 くすんだ黄赤色~濃い黄赤色 片面割線入りのフィルムコーティング錠 外形 表面 裏面 側面 直径:7.6mm 厚さ:3.3mm 重量 125mg 識別表示 OH-31 4. 効能又は効果 ○慢性骨髄性白血病 ○KIT(CD117)陽性消化管間質腫瘍 ○フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病 ○FIP1L1-PDGFRΑ陽性の下記疾患 好酸球増多症候群、慢性好酸球性白血病 5. 効能又は効果に関連する注意 〈慢性骨髄性白血病〉 5.1 染色体検査又は遺伝子検査により慢性骨髄性白血病と診断さ れた患者に使用する。 〈KIT(CD117)陽性消化管間質腫瘍〉 5.2 免疫組織学的検査によりKIT(CD117)陽性消化管間質腫瘍と 診断された患者に使用する。なお、KIT(CD117)陽性の確認は、 十分な経 Lire le document complet