Country: Japan
Language: Japanese
Source: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
アガルシダーゼ アルファ
武田薬品工業株式会社
遺伝子組換え
注射剤
注射剤
α-ガラクトシダーゼを補充する薬です。
通常、ファブリー病の治療に用いられます。
英語の製品名 REPLAGAL FOR INTRAREPLAGAL FOR INTRAVENOUS DRIP INFUSION 3.5mgVENOUS DRIP INFUSION 3.5mg; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2022 年 02 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : リプレガル点滴静注用 3.5MG 主成分 : アガルシダーゼ アルファ(遺伝子組換え) (Agalsidase alfa(genetical recombination)) 剤形 : 注射剤 シート記載など : この薬の作用と効果について α- ガラクトシダーゼを補充する薬です。 通常、ファブリー病の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、 2 週間に 1 回、点滴で静脈内へ注射します。 ・症状を見ながら使用期間を決めていきます。 生活上の注意 この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用) 主な副作用として、にきび、発疹、かゆみ、頭痛、めまい、吐き気、腹痛、下痢、ほてり、寒気、発熱、 四肢疼痛、下肢疼痛、むくみ、背部痛、胸痛、熱不耐性、冷感、ピリピリ感、疲労感、倦怠感、咽頭の違 和感などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してくださ い。 まれに下記の Read the complete document
- 1 - 1. 警告 本剤投与により重篤なアナフィラキシーが発現する可能性が あるので、本剤は、緊急時に十分な対応のできる準備をした 上で投与を開始し、投与終了後も十分な観察を行うこと。ま た、重篤なINFUSION RELATED REACTIONが発現した場合には、本 剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。[2、7.2、8.1-8.4、 11.1.1参照] 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 本剤の成分又はα-ガラクトシダーゼ製剤に対するアナフィラ キシーショックの既往歴のある患者[1、8.1、8.2、11.1.1参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 リプレガル点滴静注用3.5mg 有効成分 1バイアル(3.5mL)中 アガルシダーゼ アルファ(遺伝子組換え)3.5mg 添加剤 1バイアル(3.5mL)中 リン酸二水素ナトリウム一水和物 12mg ポリソルベート20 0.8mg 本剤は、製造工程において、ヒト線維肉腫由来細胞株及びブタ腸 粘膜由来成分を使用している。 3.2 製剤の性状 販売名 リプレガル点滴静注用3.5mg 性状 無色澄明の液である。 保存するとき、少量の微粒子を生ずることがある。 pH 5.5~6.5 浸透圧比 1.0~1.2(生理食塩液に対する比) 4. 効能又は効果 ファブリー病 5. 効能又は効果に関連する注意 本剤はファブリー病と確定診断された患者にのみ使用すること。 6. 用法及び用量 通常、アガルシダーゼ アルファ(遺伝子組換え)として、1回 体重1kgあたり0.2mgを隔週、点滴静注する。 7. 用法及び用量に関連する注意 7.1 日局生理食塩液で希釈した後に投与すること。 7.2 投与速度が速いとinfusion related reactionが発現しやすいの で、投与は40分以上かけて行うこと。[1、8.2-8.4参照] 8. 重要な基本的注意 8.1 本剤はたん白質製剤であるため、アナフィラキシーショッ Read the complete document