メトホルミン塩酸塩錠250mgMT「TCK」

Country: Japan

Language: Japanese

Source: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

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Active ingredient:

メトホルミン塩酸塩

Available from:

辰巳化学株式会社

INN (International Name):

Metformin hydrochloride

Pharmaceutical form:

白色の錠剤、直径9.1mm、厚さ4.3mm

Administration route:

内服剤

Therapeutic indications:

筋肉での糖利用を促進したり、肝臓で糖をつくるのを抑制したりして血液中の糖(血糖値)を減らします。
通常、2型糖尿病の治療にまたは肥満、耐糖能異常、インスリン抵抗性のいずれかを呈する患者の多嚢胞性卵巣症候群における排卵誘発、多嚢胞性卵巣症候群の生殖補助医療における調節卵巣刺激用いられます。

Product summary:

英語の製品名 ; シート記載: メトホルミン塩酸塩250MT「TCK」、TU 334、250、糖尿病用薬、Metformin Hydrochloride、250MT、250mg

Patient Information leaflet

                                くすりのしおり
内服剤
2023
年
01
月改訂
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名
:
メトホルミン塩酸塩錠
250MGMT
「
TCK
」
主成分
:
メトホルミン塩酸塩
(Metformin hydrochloride)
剤形
:
白色の錠剤、直径
9.1mm
、厚さ
4.3mm
シート記載など
:
メトホルミン塩酸塩
250MT
「
TCK
」、
TU 334
、
250
、糖尿病
用薬、
Metformin Hydrochloride
、
250MT
、
250mg
この薬の作用と効果について
筋肉での糖利用を促進したり、肝臓で糖をつくるのを抑制したりして血液中の糖(血糖値)を減らしま
す。
通常、
2
型糖尿病の治療にまたは肥満、耐糖能異常、インスリン抵抗性のいずれかを呈する患者の多嚢胞
性卵巣症候群における排卵誘発、多嚢胞性卵巣症候群の生殖補助医療における調節卵巣刺激用いられま
す。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。以前に乳酸アシドーシス
になったことがある。腎機能障害、透析、肝機能障害、心血管系障害、肺機能障害、過度のアルコール
摂取、脱水症、胃腸障害、ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡、
1
型糖尿病、感染症、手術前後、
外傷、栄養不良、飢餓状態、衰弱状態、脳下垂体機能障害、副腎機能障害がある。
・妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含め
                                
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Summary of Product characteristics

                                − 1 −
2023 年 12 月改訂(第 1 版)
日本標準商品分類番号
873962
1.警告
1.1
重篤な乳酸アシドーシスを起こすことがあり、死亡に至った
例も報告されている。乳酸アシドーシスを起こしやすい患者に
は投与しないこと。[2.1 ,2.3 ,8.1 ,9.2 ,9.3 ,11.1.1
参照]
1.2
腎機能障害又は肝機能障害のある患者、高齢者に投与す
る場合には、定期的に腎機能や肝機能を確認するなど慎重
に投与すること。特に 75
歳以上の高齢者では、本剤投与の
適否を慎重に判断すること。
[8.1 ,9.2 ,9.3 ,9.8 ,11.1.1 参照]
2.禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.1
次に示す患者[乳酸アシドーシスを起こしやすい。][1.1
,
8.1 ,11.1.1 参照]
・ 乳酸アシドーシスの既往のある患者
・ 重度の腎機能障害(eGFR 30mL/min/1.73m
2
未満)の
ある患者又は透析患者(腹膜透析を含む)[9.2.1
参照]
・ 重度の肝機能障害のある患者[9.3.1 参照]
・
心血管系、肺機能に高度の障害(ショック、心不全、心
筋梗塞、肺塞栓等)のある患者及びその他の低酸素血症
を伴いやすい状態にある患者[嫌気的解糖の亢進により
乳酸産生が増加する。]
・
脱水症の患者又は脱水状態が懸念される患者(下痢、嘔
吐等の胃腸障害のある患者、経口摂取が困難な患者等)
・ 過度のアルコール摂取者[10.1 参照]
2.2 重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、1
型糖尿病
の患者[輸液、インスリンによる速やかな高血糖の是正が
必須である。]
2.3
重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インス
リン注射による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さ
ない。また、乳酸アシドーシスを起こしやすい。][1.1
,8.1 ,
11.1.1 参照]
2.4
栄養不良状態、飢餓状態、衰弱状態
                                
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