Country: Japan
Language: Japanese
Source: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ヒベンズ酸プロメタジン
田辺三菱製薬株式会社
Promethazine hibenzate
白色の散剤
内服剤
抗コリン作用により、筋肉のこわばり、手のふるえなどのパーキンソニスムの症状をやわらげます。また、抗ヒスタミン作用によりアレルギー症状(かゆみ、くしゃみ・鼻汁・せきなど)を改善します。
通常、振せん麻ひ、パーキンソニスム、感冒等上気道炎に伴うくしゃみ・鼻汁・せき、枯草熱(花粉症)、アレルギー性鼻炎、皮膚疾患に伴うかゆみ(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、薬疹、中毒疹)、じんましん、血管運動性浮腫、動揺病(乗り物酔い)の改善や麻酔前投薬、人工(薬物)冬眠に用いられます。
英語の製品名 HIBERNA Powder 10%; シート記載:
くすりのしおり 内服剤 2007 年 10 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ヒベルナ散 10 % 主成分 : ヒベンズ酸プロメタジン (Promethazine hibenzate) 剤形 : 白色の散剤 シート記載など : この薬の作用と効果について 抗コリン作用により、筋肉のこわばり、手のふるえなどのパーキンソニスムの症状をやわらげます。ま た、抗ヒスタミン作用によりアレルギー症状(かゆみ、くしゃみ・鼻汁・せきなど)を改善します。 通常、振せん麻ひ、パーキンソニスム、感冒等上気道炎に伴うくしゃみ・鼻汁・せき、枯草熱(花粉 症)、アレルギー性鼻炎、皮膚疾患に伴うかゆみ(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、薬疹、中毒疹)、じん ましん、血管運動性浮腫、動揺病(乗り物酔い)の改善や麻酔前投薬、人工(薬物)冬眠に用いられま す。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。緑内障、前立腺肥大など の尿路疾患 ・妊娠または授乳中 ・他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて 他に使用中の医薬品に注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・振せん麻ひ、パーキンソニスムには 通常、成人は 1 日 0.25 ~ 2g (プロメタジン塩酸 Read the complete document
1 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 フェノチアジン系化合物又はその類似化合物に対 し過敏症の既往歴のある患者 2.2 昏睡状態の患者[昏睡状態を悪化させるおそれがあ る。] 2.3 バルビツール酸誘導体・麻酔剤等の中枢神経抑制 剤の強い影響下にある患者 2.4 閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が 上昇し、症状を悪化させることがある。] 2.5 前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者[抗 コリン作用により排尿困難を悪化させることがある。] 2.6 2歳未満の乳幼児[9.7.1、11.1.2参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 有効成分 (1G中) ヒベンズ酸プロメタジン 165MG (プロメタジン塩酸塩として100MGに相当) 添加剤 乳糖水和物、メチルセルロース 3.2 製剤の性状 性状・剤形 白色・散剤 4. 効能又は効果 ○パーキンソニスム ○麻酔前投薬 ○人工(薬物)冬眠 ○感冒等上気道炎に伴うくしゃみ・鼻汁・咳嗽 ○皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、 薬疹、中毒疹) ○枯草熱 ○アレルギー性鼻炎 ○じん麻疹 ○血管運動性浮腫 ○振せん麻痺 ○動揺病 5. 効能又は効果に関連する注意 抗パーキンソン剤はフェノチアジン系化合物、ブチロ フェノン系化合物等による口周部等の不随意運動(遅発 性ジスキネジア)を通常軽減しない。場合によっては、 このような症状を増悪、顕性化させることがある。 6. 用法及び用量 プロメタジン塩酸塩として通常成人1回5~25MGを、1日 1~3回経口投与する。振せん麻痺、パーキンソニスムに は1日25~200MGを適宜分割経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 7. 用法及び用量に関連する注意 1回又は1日あたりの製剤量は以下のとおりで Read the complete document