Country: Japan
Language: Japanese
Source: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
パロノセトロン塩酸塩
ニプロ株式会社
Palonosetron hydrochloride
注射剤
注射剤
薬剤性による吐き気や嘔吐をおさえます。
通常、抗悪性腫瘍剤による消化器症状(悪心、嘔吐)に用いられます。
英語の製品名 Palonosetron I.V. injection 0.75mg/2mL syringe "NP"; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2022 年 06 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : パロノセトロン静注 0.75MG/2ML シリンジ「 NP 」 主成分 : パロノセトロン塩酸塩 (Palonosetron hydrochloride) 剤形 : 注射剤 シート記載など : この薬の作用と効果について 薬剤性による吐き気や嘔吐をおさえます。 通常、抗悪性腫瘍剤による消化器症状(悪心、嘔吐)に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。便秘、腹痛、おなかがは る感じがする。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、 1 日 1 回、注射または点滴で静脈内に注射します。 ・吐き気や嘔吐を引き起こす薬剤を使用している期間が対象となります。具体的な使用期間については、 医師にお聞きください。 生活上の注意 この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用) 主な副作用として、便秘、頭痛、血管痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の 医師または薬剤師に相談してください。 まれに下記のような症状があらわれ、 [ ] Read the complete document
2023年 10月改訂(第 4版) ** 2022年 7月改訂(第 3版) * 日本標準商品分類番号 872391 承認番号 30400AMX00042000 * 販売開始 2022年 7月 貯 法:室温保存 有効期間:2年 5-HT 3 受容体拮抗型制吐剤 パロノセトロン塩酸塩注射剤 注)注意−医師等の処方箋により使用すること 劇薬、処方箋医薬品 注) 2.禁忌(次の患者には投与しないこと) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.1 3.組成・性状 3.1組成 販売名 パロノセトロン静注 0.75mg/2mLシリンジ 「NP」 有効成分 1シリンジ(2mL)中 パロノセトロン塩酸塩 0.84mg (パロノセトロンとして 0.75mgに相当) 添加剤 D-マンニトール 80.0mg エデト酸ナトリウム水和物 2.5mg クエン酸ナトリウム水和物 7.4mg クエン酸水和物 3.12mg 水酸化ナトリウム、塩酸、注射用水 3.2製剤の性状 販売名 パロノセトロン静注 0.75mg/2mLシリンジ 「NP」 性状・剤形 無色澄明の液である。(注射剤) pH 4.5〜5.5 浸透圧比 〔生理食塩液に対する比〕 約 1 4.効能・効果 抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、 嘔吐)(遅発期を含む) 5.効能・効果に関連する注意 本剤は強い悪心、嘔吐が生じる抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等) の投与の場合に限り使用すること。[17.1.1参照] 6.用法・用量 通常、成人にはパロノセトロンとして 0.75mgを 1日 1回静注又 は点滴静注する。 7.用法・用量に関連する注意 抗悪性腫瘍剤投与前に投与を終了すること。 7.1 本剤の消失半減期は約 40時間であり、短期間に反復投与を行 うと過度に血中濃度が上昇するおそれがある。[16.1.2参照] 1週間未満の間隔で本剤をがん患者へ反復投与した経験はないた め、短期間での反復投与は避けること。 7.2 9.特定の背景を有 Read the complete document