パクリタキセル注射液100mg「サワイ」

Country: Japan

Language: Japanese

Source: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

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Active ingredient:

パクリタキセル

Available from:

沢井製薬株式会社

INN (International Name):

Paclitaxel

Pharmaceutical form:

注射剤

Administration route:

注射剤

Therapeutic indications:

がん細胞の細胞分裂を阻害することにより、がん細胞(腫瘍)が増殖するのを抑えます。
通常、卵巣がん、非小細胞肺がん、乳がん、胃がん、子宮体がん、再発または遠隔転移を有する頭頸部がん、再発または遠隔転移を有する食道がん、血管肉腫、進行または再発の子宮頸がん、再発または難治性の胚細胞腫瘍(精巣腫瘍、卵巣腫瘍、性腺外腫瘍)の治療に用いられます。

Product summary:

英語の製品名 ; シート記載:

Patient Information leaflet

                                くすりのしおり
注射剤
2015
年
10
月改訂
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名
:
パクリタキセル注射液
100MG
「サワイ」
主成分
:
パクリタキセル
(Paclitaxel)
剤形
:
注射剤
シート記載など
:
この薬の作用と効果について
がん細胞の細胞分裂を阻害することにより、がん細胞(腫瘍)が増殖するのを抑えます。
通常、卵巣がん、非小細胞肺がん、乳がん、胃がん、子宮体がん、再発または遠隔転移を有する頭頸部が
ん、再発または遠隔転移を有する食道がん、血管肉腫、進行または再発の子宮頸がん、再発または難治性
の胚細胞腫瘍(精巣腫瘍、卵巣腫瘍、性腺外腫瘍)の治療に用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。骨髄抑制、感染症を合併
している。
・妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある。
・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
用法・用量(この薬の使い方)
・あなたの用法・用量は
((
                           
:
医療担当者記入
))
・非小細胞肺がんおよび子宮体がん:通常、
1
日
1
回点滴で静脈内に注射したあと、少なくとも
3
週間休
薬します。これを
1
クールとして繰り返します。
乳がん:通常、
1
日
1
回点滴で静
                                
                                Read the complete document
                                
                            

Summary of Product characteristics

                                - 1 -
3 校
①
パ
ク
リ
タ
キ
セ
ル
注
射
液
3
0
㎎
/
1
0
0
㎎
/
1
5
0
㎎
「
サ
ワ
イ
」
:
0
9
5
X
あ
 
1
ペ
ー
ジ
1. 警告
1.1
本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる医
療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ
医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についての
み実施すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその
家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投
与すること。
1.2
本剤の骨髄抑制に起因したと考えられる死亡例(敗血症、
脳出血)あるいは高度の過敏反応に起因したと考えられる死
亡例が認められている。骨髄抑制等の重篤な副作用が起こ
ることがあるので、頻回に臨床検査(血液検査、肝機能検
査、腎機能検査等)を行うなど、患者の状態を十分に観察す
ること。本剤による重篤な過敏症状の発現を防止するた
め、本剤投与前に必ず前投薬を行うこと。[7.1.1、
7.1.2参
照]また、前投薬を実施した患者においても死亡例が報告さ
れているので、患者の状態に十分に注意し、重篤な過敏症
状が発現した場合は、本剤の投与を直ちに中止し、適切な
処置を行うこと。なお、重篤な過敏症状が発現した症例に
は、本剤を再投与しないこと。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.1
重篤な骨髄抑制のある患者[骨髄抑制は用量規制因子であ
り、感染症を伴い、重篤化する可能性がある。]
2.2
感染症を合併している患者[骨髄抑制により、感染症を増
悪させるおそれがある。]
2.3
本剤又はポリオキシエチレンヒマシ油含有製剤(例えばシ
クロスポリン注射液等)に対し過敏症の既往歴のある患者
2.4
妊婦又は妊娠している可能性
                                
                                Read the complete document