Country: Japan
Language: Japanese
Source: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
アスピリン
バイエル薬品株式会社
Aspirin
白色の錠剤、直径7.3mm、厚さ3.2mm
内服剤
プロスタグランジンの合成を阻害して消炎作用を示します。また、シクロオキシゲナーゼ-1(COX-1)阻害により、トロンボキサンA2の合成を阻害して血小板凝集を抑制し、血液が凝固して血管をつまらせるのを防ぎます。
通常、川崎病やその心血管後遺症の治療に用いられます。
英語の製品名 Bayaspirin Tablet 100mg [for Kawasaki disease]; シート記載: (表)BA100、100、(裏)バイアスピリン、100
くすりのしおり 内服剤 2022 年 05 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : バイアスピリン錠 100MG [川崎病] 主成分 : アスピリン (Aspirin) 剤形 : 白色の錠剤、直径 7.3mm 、厚さ 3.2mm シート記載など : (表) BA100 、 100 、(裏)バイアスピリン、 100 この薬の作用と効果について プロスタグランジンの合成を阻害して消炎作用を示します。また、シクロオキシゲナーゼ -1 ( COX-1 )阻 害により、トロンボキサン A 2 の合成を阻害して血小板凝集を抑制し、血液が凝固して血管をつまらせるの を防ぎます。 通常、川崎病やその心血管後遺症の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。胃潰瘍、十二指腸潰瘍、 出血傾向・血液に異常がある、喘息またはその既往、手術や抜歯を予定している、水痘やインフルエン ザにかかっている。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・急性期有熱期間:通常、 1 日体重 1kg あたり主成分として 30 ~ 50mg を 3 回に分けて服用します。 解熱後の回復期、慢性期:通常、 1 Read the complete document
- 1 - 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分又はサリチル酸系製剤に対し過敏症の 既往歴のある患者 2.2 消化性潰瘍のある患者[プロスタグランジン生合成 抑制作用により、胃の血流量が減少し、消化性潰瘍 を悪化させることがある。][9.1.1、11.1.7参照] 2.3 出血傾向のある患者[血小板機能異常が起こるこ とがあるため、出血傾向を助長するおそれがある。] [9.1.3、11.1.2参照] 2.4 アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等に よる喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[重 篤なアスピリン喘息発作を誘発させることがある。] [9.1.4、11.1.5参照] 2.5 出産予定日12週以内の妊婦[9.5.1参照] 2.6 低出生体重児、新生児又は乳児[9.7.1参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 バイアスピリン錠100mg 有効成分 1錠中日局アスピリン100mg含有 添加剤 粉末セルロース、トウモロコシデンプン、 メタクリル酸コポリマーLD、ラウリル硫酸 ナトリウム、ポリソルベート80、タルク、 クエン酸トリエチル 3.2 製剤の性状 販売名 バイアスピリン錠100mg 剤形 腸溶錠(フィルムコート錠) 色調 白色 外形 直径 7.3mm 厚さ 3.2mm 質量 137.0mg 識別コード 4. 効能又は効果 ○下記疾患における血栓・塞栓形成の抑制 ・狭心症(慢性安定狭心症、不安定狭心症) ・心筋梗塞 ・虚血性脳血管障害(一過性脳虚血発作(TIA)、脳梗塞) ○冠動脈バイパス術(CABG)あるいは経皮経管冠動脈 形成術(PTCA)施行後における血栓・塞栓形成の抑制 ○川崎病(川崎病による心血管後遺症を含む) 6. 用法及び用量 〈狭心症(慢性安定狭心症、不安定狭心症)、心筋梗塞、虚 血性脳血管障害(一過性脳虚血発作(TIA)、脳梗塞)に Read the complete document