Country: Japan
Language: Japanese
Source: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ジフルコルトロン吉草酸エステル; リドカイン
日新製薬株式会社
Diflucortolone valerate; Lidocaine
白色〜微黄色の坐剤、最大径9mm、長さ29mm
外用剤
消炎作用のあるステロイドと、痛みを軽減する局所麻酔薬の配合剤で、痔疾の痛みや腫れなどの症状を抑えます。
通常、痔核(いぼ痔)に伴う症状(出血、痛み、腫れ)を和らげるために用いられます。
英語の製品名 ; シート記載: ネイサート坐剤、NEISAT、痔疾用剤
くすりのしおり 外用剤 2019 年 09 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ネイサート坐剤 主成分 : ジフルコルトロン吉草酸エステル (Diflucortolone valerate) リドカイン (Lidocaine) 剤形 : 白色~微黄色の坐剤、最大径 9mm 、長さ 29mm シート記載など : ネイサート坐剤、 NEISAT 、痔疾用剤 この薬の作用と効果について 消炎作用のあるステロイドと、痛みを軽減する局所麻酔薬の配合剤で、痔疾の痛みや腫れなどの症状を抑 えます。 通常、痔核(いぼ痔)に伴う症状(出血、痛み、腫れ)を和らげるために用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肛門部に結核性、化膿性 または梅毒性感染症、ウイルス性疾患、真菌症(カンジダ症、白癬など)がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 回 1 個を 1 日 2 回肛門内に挿入します。必ず指示された使用方法に従ってください。 ・直腸(肛門)にだけ使用し、飲まないでください。 ・使い忘れた場合は気がついたときに使用してください。ただし Read the complete document
-1- 2024年1月改訂(第1版) 貯 法:室温保存 有効期間:3年 劇薬 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 局所に結核性、化膿性又は梅毒性感染症、ウイルス性疾患の ある患者[症状を悪化させることがある。] 2.2 局所に真菌症(カンジダ症、白癬等)のある患者[症状を悪 化させることがある。] 2.3 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.4 ジフルコルトロン吉草酸エステル、リドカインに対し過敏症 の既往歴のある患者 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 ネイサート坐剤 有効成分 1個中 日本薬局方ジフルコルトロン吉草酸エステル0.2mg 日本薬局方リドカイン40mg 添加剤 軽質無水ケイ酸、ハードファット 3.2 製剤の性状 販売名 ネイサート坐剤 性 状 白色~微黄色の坐剤 溶融温度 32~36℃ 外 形 大きさ 長さ:29mm、直径:9mm 重 量 1.45g 4. 効能又は効果 痔核に伴う症状(出血、 疼 痛、腫脹)の緩解 5. 効能又は効果に関連する注意 局所に感染症又は真菌症がある場合には、使用しないことを原則 とするが、やむを得ず使用する必要がある場合には、あらかじめ 適切な抗菌剤、抗真菌剤による治療を行うか、又はこれらとの併 用を考慮すること。 6. 用法及び用量 通常、成人には1回1個を1日2回肛門内に挿入する。 7. 用法及び用量に関連する注意 本剤での治療は対症療法であるため、概ね1週間を目処として使用 し、その後の継続投与については、臨床効果及び副作用の程度を 考慮しながら慎重に行うこと。 9. 特定の背景を有する患者に関する注意 9.1 合併症・既往歴等のある患者 9.1.1 他のリドカイン製剤が併用投与される患者 リドカインの血中濃度が上昇するおそれがある。 9.5 妊婦 妊婦又は妊娠している Read the complete document