Country: Japan
Language: Japanese
Source: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ジクロフェナクナトリウム
久光製薬株式会社
Diclofenac sodium
無色〜微黄色の透明なゲル状の軟膏剤
外用剤
非ステロイド系の鎮痛消炎剤で、炎症の原因となるプロスタグランジンの合成を阻害して、炎症を抑え、痛みを和らげます。
通常、変形性関節症、肩関節周囲炎、腱・腱鞘炎、腱周囲炎、上腕骨上顆炎(テニス肘など)、筋肉痛(筋・筋膜性腰痛症など)、外傷後の腫れ・痛みの鎮痛・消炎に用いられます。
英語の製品名 NABOAL Gel 1%; シート記載: HP201G
くすりのしおり 外用剤 2012 年 11 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ナボールゲル 1% 主成分 : ジクロフェナクナトリウム (Diclofenac sodium) 剤形 : 無色~微黄色の透明なゲル状の軟膏剤 シート記載など :HP201G この薬の作用と効果について 非ステロイド系の鎮痛消炎剤で、炎症の原因となるプロスタグランジンの合成を阻害して、炎症を抑え、 痛みを和らげます。 通常、変形性関節症、肩関節周囲炎、腱・腱鞘炎、腱周囲炎、上腕骨上顆炎(テニス肘など)、筋肉痛 (筋・筋膜性腰痛症など)、外傷後の腫れ・痛みの鎮痛・消炎に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。アスピリン喘息またはそ の既往歴がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、症状により、 1 回数回適量を患部に塗ってすり込みます。必ず指示された使用方法に従ってくだ さい。 ・眼や粘膜には使用しないでください。また、傷のある部位に使用するとしみたり、ヒリヒリ感を起こす ことがあるので、注意してくだ Read the complete document
−1− 2.禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.2 アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等により誘 発される喘息発作)又はその既往歴のある患者[重症喘息 発作を誘発するおそれがある。] [9.1.1参照] 3.組成・性状 3.1 組成 販 売 名 ナボールゲル1% 有 効 成 分 1g中 日局ジクロフェナクナトリウム 10mg 添 加 剤 アジピン酸ジイソプロピル、イソプロパノール、 ジブチルヒドロキシトルエン、乳酸、ヒドロキシエ チルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース 3.2 製剤の性状 販 売 名 ナボールゲル1% 剤形・性状 無色〜微黄色の澄明なゲル状の軟膏で、特異な芳 香がある。 識別コード HP201G 4.効能又は効果 下記疾患並びに症状の鎮痛・消炎 変形性関節症、肩関節周囲炎、腱・腱鞘炎、腱周囲炎、上腕骨上 顆炎(テニス肘等)、筋肉痛(筋・筋膜性腰痛症等)、外傷後の腫 脹・疼痛 6.用法及び用量 症状により、適量を1日数回患部に塗擦する。 8.重要な基本的注意 8.1 消炎鎮痛剤による治療は原因療法ではなく対症療法であ ることに留意すること。 8.2 慢性疾患(変形性関節症等)に対し本剤を用いる場合に は、薬物療法以外の療法も考慮すること。 9.特定の背景を有する患者に関する注意 9.1 合併症・既往歴等のある患者 9.1.1 気管支喘息のある患者(アスピリン喘息又はその既 往歴のある患者を除く) アスピリン喘息ではないことを十分に確認するこ と。気管支喘息の患者の中にはアスピリン喘息患者 も含まれている可能性があり、それらの患者では重 症喘息発作を誘発するおそれがある。 [2.2参照] 9.1.2 皮膚感染症のある患者 感染を伴う炎症 Read the complete document