Country: Japan
Language: Japanese
Source: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
スルピリド
日医工株式会社
Sulpiride
白色の細粒剤
内服剤
脳内の伝達物質(ドパミン)に作用することにより、抑うつ気分、不安、緊張、興奮をしずめ、精神状態を安定化します。
通常、統合失調症やうつ病・うつ状態の治療に用いられます。
英語の製品名 Dogmatyl Fine Granules 10 % [Central nervous system drug]; シート記載:
くすりのしおり 内服剤 2023 年 06 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ドグマチール細粒 10% [中枢神経用剤] 主成分 : スルピリド (Sulpiride) 剤形 : 白色の細粒剤 シート記載など : この薬の作用と効果について 脳内の伝達物質(ドパミン)に作用することにより、抑うつ気分、不安、緊張、興奮をしずめ、精神状態 を安定化します。 通常、統合失調症やうつ病・うつ状態の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。プロラクチン分泌性の下 垂体腫瘍(プロラクチノーマ)がある。褐色細胞腫またはパラガングリオーマの疑いがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・統合失調症:通常、成人は 1 日 3 ~ 6g (主成分として 300 ~ 600mg )を数回に分けて服用します。年 齢・症状により適宜増減され、 1 日 12g ( 1,200mg )まで増量されることがあります。 うつ病・うつ状態:通常、成人は 1 日 1.5 ~ 3g (主成分として 150 ~ 300mg )を数回に分けて服用し ます。年齢・症状により適宜増減され、 Read the complete document
2023年 4月改訂(第3版) ** 2020年10月改訂 * 日本標準商品分類番号 871179、872329 細粒10% 細粒50% 承認番号 15600AMZ00022000 15400AMZ00255000 販売開始 1981年9月 1979年5月 貯法:室温保存 有効期間:3年 ** 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.1 プロラクチン分泌性の下垂体腫瘍(プロラクチノーマ)の 患者[抗ドパミン作用によりプロラクチン分泌が促進し、病 態を悪化させるおそれがある。][8.1 参照] 2.2 褐色細胞腫又はパラガングリオーマの疑いのある患者[急 激な昇圧発作を起こすおそれがある。] 2.3 組成・性状 3. 組成 3.1 販売名 ドグマチール細粒10% ドグマチール細粒50% 有効成分 1g中 スルピリド 100mg 1g中 スルピリド 500mg 添加剤 乳糖水和物、ステアリン酸、ポリビニルアセタールジ エチルアミノアセテート 製剤の性状 3.2 販売名 ドグマチール細粒10% ドグマチール細粒50% 剤形 細粒 色調 白色 効能又は効果 4. 胃・十二指腸潰瘍 ○ 統合失調症 ○ うつ病・うつ状態 ○ 用法及び用量 6. 〈胃・十二指腸潰瘍〉 スルピリドとして、通常成人1日150mgを3回に分割経口投与す る。なお症状により適宜増減する。 〈統合失調症〉 スルピリドとして、通常成人1日300~600mgを分割経口投与す る。なお年齢、症状により適宜増減するが、1日1,200mgまで増量 することができる。 〈うつ病・うつ状態〉 スルピリドとして、通常成人1日150~300mgを分割経口投与す る。なお年齢、症状により適宜増減するが、1日600mgまで増量 することができる。 重要な基本的注意 8. 本剤の投与により、内分泌機能異常(プロラクチン値上昇)、 錐体外路症状等の副作用があらわれることがあ Read the complete document