トラベルミン注

Country: Japan

Language: Japanese

Source: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

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Active ingredient:

ジフェンヒドラミン塩酸塩; ジプロフィリン

Available from:

エーザイ株式会社

INN (International Name):

Diphenhydramine hydrochloride; Diprophylline

Pharmaceutical form:

注射剤

Administration route:

注射剤

Therapeutic indications:

嘔吐を起こさせる脳の部位(嘔吐中枢)の働きを抑え、吐き気やめまいを和らげます。
通常、動揺病(乗物酔い)やメニエール症候群に伴う、吐き気、嘔吐、めまいを抑えます。

Product summary:

英語の製品名 Travelmin Injection; シート記載:

Patient Information leaflet

                                くすりのしおり
注射剤
2019
年
08
月改訂
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名:トラベルミン注
主成分:
ジフェンヒドラミン塩酸塩
(Diphenhydramine hydrochloride)
ジプロフィリン
(Diprophylline)
剤形:
注射剤
シート記載など:
この薬の作用と効果について
嘔吐を起こさせる脳の部位(嘔吐中枢)の働きを抑え、吐き気やめまいを和らげます。
通常、動揺病(乗物酔い)やメニエール症候群に伴う、吐き気、嘔吐、めまいを抑えます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。閉塞隅角緑内障、前立腺
肥大など下部尿路の閉塞性疾患がある。
・妊娠または授乳中
・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
用法・用量(この薬の使い方)
・あなたの用法・用量は((                           :
医療担当者記入
))
・通常、皮膚の下、または筋肉内に注射します。
・症状がでたとき、または症状が強いときに注射します。
生活上の注意
・眠くなることがあるので、自動車の運転など、危険の伴う機械の操作は避けてください。
この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)
主な副作用として、眠気、倦怠感、発疹などが報告されています。このような症状に気づい
                                
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Summary of Product characteristics

                                −
1
−
禁忌(次の患者には投与しないこと)
閉塞隅角緑内障の患者
[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させるこ
とがある。]
前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者
[抗コリン作用により、排尿困難、尿閉等があらわれるお
それがある。]
組成・性状
組成
本剤は、下記の成分を含有する無色澄明な注射剤で、ワンポイ
ントカットのアンプルに充塡されている。
販売名
トラベルミン注
有効成分
ジフェンヒドラミン塩酸塩
1管(1mL)中
30mg
ジプロフィリン
1管(1mL)中
26mg
添加剤
ベンジルアルコール
1管(1mL)中
15.8mg
製剤の性状
販売名
トラベルミン注
性状
本剤は、無色澄明の液である。
pH
5.5〜6.3
浸透圧比
約1(生理食塩液に対する比)
効能又は効果
下記の疾患又は状態に伴う悪心・嘔吐・めまい
動揺病、メニエール症候群
用法及び用量
通常成人1回1mL(1管)を皮下又は筋肉内に注射する。
なお、必要により適宜増減する。
重要な基本的注意
眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の
運転等危険を伴う機械の操作には従事させないように十分注意
すること。
特定の背景を有する患者に関する注意
合併症・既往歴等のある患者
開放隅角緑内障の患者
抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがあ
る。 急性心筋梗塞、重度な心筋障害のある患者
心筋刺激作用を有するため症状を悪化させるおそれがある。
てんかんの患者
中枢刺激作用によって発作を起こすおそれがある。
甲状腺機能亢進症の患者
甲状腺機能亢進に伴う代謝亢進、カテコールアミンの作用を増
強するおそれがある。
腎機能障害患者
急性腎炎の患者
腎臓に対する負荷を高めるおそれ
                                
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