Country: Japan
Language: Japanese
Source: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
レチノールパルミチン酸エステル
エーザイ株式会社
Retinol Palmitate
注射剤
注射剤
ビタミンAの不足によっておこる夜盲症、目の乾燥や皮膚の乾燥などの症状を改善します。
通常、ビタミンA欠乏による夜盲症、結膜乾燥症、角膜乾燥症、角膜軟化症およびビタミンAの需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給、ビタミンA欠乏が推定される角化性皮膚疾患の治療に用いられます。
英語の製品名 Chocola A for Intramuscular Injection 50,000IU; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2012 年 07 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:チョコラ A 筋注 5 万単位 主成分: レチノールパルミチン酸エステル (Retinol Palmitate) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について ビタミン A の不足によっておこる夜盲症、目の乾燥や皮膚の乾燥などの症状を改善します。 通常、ビタミン A 欠乏による夜盲症、結膜乾燥症、角膜乾燥症、角膜軟化症およびビタミン A の需要が増 大し、食事からの摂取が不十分な際の補給、ビタミン A 欠乏が推定される角化性皮膚疾患の治療に用いら れます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。本人または両親や兄弟が 喘息、発疹、じんましんがでやすいアレルギー体質である。 ・妊娠、妊娠の可能性のある、妊娠を希望している、授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、筋肉内に注射します。 ・症状をみながら使用の期間を決めていきます。 生活上の注意 この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用) 主な副作用として、神経過敏、頭痛、食 Read the complete document
- 1 - 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者[8.2、 9.1.1、9.1.2、11.1.1参照] 2.2 レチノイド製剤(エトレチナート、トレチノイン、タ ミバロテン、ベキサロテン)を投与中の患者[10.1参照] 2.3 妊娠3ヵ月以内又は妊娠を希望する女性へのビタミン A5,000IU/日以上の投与(ビタミンA欠乏症の女性は除 く)[9.5.1参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 チョコラA筋注5万単位 1管(1mL)中 有効成分 レチノールパルミチン酸エステル 33.333mg(ビタミンA と して、50,000IU を含む) 添加剤 タウリン 20mg ジブチルヒドロキシトルエン 272μg 植物油 適量 ブチルヒドロキシアニソール 259μg ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60 120mg 3.2 製剤の性状 販売名 チョコラA筋注5万単位 性状 淡黄色の注射剤 pH 3.0~5.0 浸透圧比 約0.9(生理食塩液に対する比) 4. 効能又は効果 ○ビタミンA欠乏症の治療(夜盲症、結膜乾燥症、角膜乾燥 症、角膜軟化症) ○ビタミンAの需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際 の補給(妊産婦、授乳婦、乳幼児、消耗性疾患など) ○下記疾患のうち、ビタミンAの欠乏又は代謝障害が関与す ると推定される場合 角化性皮膚疾患 6. 用法及び用量 ビタミンAとして通常成人、1日3,000~100,000ビタミンA単 位を筋肉内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 8. 重要な基本的注意 8.1 本剤の投与により、まれにショック等の重篤な過敏反応の 発現がみられるので、使用に際しては少量注入後患者の状態 をよく観察し、異常が認められた場合には速やかに投与を中 止し、適切な処置をとること。[11.1.1参照] 8.2 ショック等を予測するため、投与に際してはア Read the complete document