Country: Japan
Language: Japanese
Source: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
インジゴカルミン
アルフレッサ ファーマ株式会社
Indigocarmine
注射剤
注射剤
本剤を体内に注入すると、速やかに腎臓から尿中に排泄されますが、腎機能障害がある場合には、本剤の排泄が遅れるため、検査で初排泄時間を調べることにより腎臓の病気の有無を知ることができます。また、乳癌、悪性黒色腫において、センチネルリンパ節に転移しているかどうか調べることができます。
通常、腎機能検査、また乳癌、悪性黒色腫におけるセンチネルリンパ節の同定に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2019 年 03 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:インジゴカルミン注 20MG「AFP」 主成分: インジゴカルミン (Indigocarmine) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 本剤を体内に注入すると、速やかに腎臓から尿中に排泄されますが、腎機能障害がある場合には、本剤の 排泄が遅れるため、検査で初排泄時間を調べることにより腎臓の病気の有無を知ることができます。ま た、乳癌、悪性黒色腫において、センチネルリンパ節に転移しているかどうか調べることができます。 通常、腎機能検査、また乳癌、悪性黒色腫におけるセンチネルリンパ節の同定に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。アレルギー素因、高血圧 がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・腎機能検査:通常、検査時に静脈内に注射します。 ・センチネルリンパ節の同定:通常、検査時に皮下または皮内に注射します。 生活上の注意 この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用 Read the complete document
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3. 組成・性状 3. 1 組成 販売名 有効成分 添加剤 インジゴカルミン 注20mg「AFP」 1アンプル(5mL)中 インジゴカルミン(日局) 20mg(0.4 W / V %) 氷酢酸 3. 2 製剤の性状 販売名 性状 pH (日本薬局方) 浸透圧比 (生理食塩液対比) インジゴカルミン 注20mg「AFP」 暗青色 の液 3.0~5.0 約 0.1 4. 効能又は効果 〇腎機能検査(分腎機能測定による) 〇次の疾患におけるセンチネルリンパ節の同定 乳癌、悪性黒色腫 5. 効能又は効果に関連する注意 〈センチネルリンパ節の同定〉 本剤を用いたセンチネルリンパ節生検は、本検査法に十分な知 識と経験を有する医師のもとで、実施が適切と判断される症例 において実施すること。なお、症例の選択にあたっては、最新の 関連ガイドライン等を参照し、適応となる腫瘍径や部位等につ いて十分な検討を行うこと。 6. 用法及び用量 〈腎機能検査〉 通常インジゴカルミンとして20~40mg(5~10mL)を静注した 後、膀胱鏡で初排泄時間を調べる。 〈センチネルリンパ節の同定〉 乳癌のセンチネルリンパ節の同定においては、インジゴカルミン として通常20mg(5mL)以下を悪性腫瘍近傍又は乳輪部の皮 下に適宜分割して投与する。悪性黒色腫のセンチネルリンパ節 の同定においては、インジゴカルミンとして通常4~12mg(1~ 3mL)を悪性腫瘍近傍の皮内数箇所に適宜分割して投与する。 7. 用法及び用量に関連する注意 〈センチネルリンパ節の同定〉 可能な限り本剤とラジオアイソトープ法を併用することが望まし い。その際には、併用する薬剤の添付文書を参照した上で使用 すること。 8. 重要な基 Read the complete document