Land: Japan
Sprog: japansk
Kilde: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ドブタミン塩酸塩
共和薬品工業株式会社
Dobutamine hydrochloride
注射剤
注射剤
心筋のβ1受容体に直接作用することで、心筋の収縮力を増強します。また、血管に作用して末梢血管の抵抗を軽減させることで、血液の循環状態を改善します。
通常、急性循環不全における心収縮力増強に用いられます。また、心エコー図検査における負荷に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2021 年 07 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ドブトレックス注射液 100MG 主成分 : ドブタミン塩酸塩 (Dobutamine hydrochloride) 剤形 : 注射剤 シート記載など : この薬の作用と効果について 心筋の β 1 受容体に直接作用することで、心筋の収縮力を増強します。また、血管に作用して末梢血管の抵 抗を軽減させることで、血液の循環状態を改善します。 通常、急性循環不全における心収縮力増強に用いられます。また、心エコー図検査における負荷に用いら れます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心臓の病気がある。心エ コー図検査の場合、冠動脈疾患、血管病変、高血圧症、褐色細胞腫、循環血液量減少がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、点滴で静脈内に注射します。 ・急性循環不全:症状を見ながら使用期間を決めていきます。 生活上の注意 この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用) 主な副作用として、不整脈(脈拍数増加、胸部の違和感、動悸 Læs hele dokumentet
1.警告 心エコー図検査における負荷に用いる場合は、以下の点に注 意すること。 ・緊急時に十分措置できる医療施設において、負荷心エコー図 検査に十分な知識・経験を持つ医師のもとで実施すること。 ・心停止、心室頻拍、心室細動、心筋梗塞等があらわれるお それがあるため、蘇生処置ができる準備を行い実施するこ と。負荷試験中は、心電図、血圧等の継続した監視を行い、 患者の状態を注意深く観察すること。また、重篤な胸痛、 不整脈、高血圧又は低血圧等が発現し、検査の継続が困難 と判断した場合は、速やかに本剤の投与を中止すること。 [8.2、8.6、11.1.1、11.1.2参照] 2.禁忌(次の患者には投与しないこと) 〈効能共通〉 2.1 肥大型閉塞性心筋症(特発性肥厚性大動脈弁下狭窄)の患 者[左室からの血液流出路の閉塞が増強され、症状を悪化す るおそれがある。] 2.2 ドブタミン塩酸塩に対し過敏症の既往歴のある患者 〈心エコー図検査における負荷〉 2.3 急性心筋梗塞後早期の患者[急性心筋梗塞後早期に実施し たドブタミン負荷試験中に、致死的な心破裂がおきたとの報 告 1)~3) がある。] 2.4 不安定狭心症の患者[陽性変時作用及び陽性変力作用によ り、症状が悪化するおそれがある。] 2.5 左冠動脈主幹部狭窄のある患者[陽性変力作用により、広範 囲に心筋虚血を来すおそれがある。] 2.6 重症心不全の患者[心不全が悪化するおそれがある。] 2.7 重症の頻拍性不整脈のある患者[陽性変時作用により、症 状が悪化するおそれがある。] 2.8 急性の心膜炎、心筋炎、心内膜炎の患者[症状が悪化する おそれがある。] 2.9 大動脈解離等の重篤な血管病変のある患者[状態が悪化す Læs hele dokumentet